撮影の種類で打ち合わせが必要かが変わる / 女カメラマンyuttiが教えるポートレート撮影初級ガイド
トップページへのリンク ポートレート撮影の基礎知識 ポートレート撮影のテクニック ポートレート ギャラリー
ポートレート撮影のテクニック


撮影の種類で打ち合わせが必要かが変わる

ポートレート写真:yutti


打ち合わせって必要なの!?そんなお問い合わせをもらうことがあります。
打ち合わせが必要かどうかは撮影内容によって変わります。
撮影内容は大きく分けて三つです。

@お散歩撮影 A作品撮り Bフォトセッション

お散歩撮影とは、モデルさんとロケ地を歩きながら撮影場所をみつけ撮影することです。
作品撮りは、コンセプトとある程度のビジョンが決まっていてそれをつくりこむ撮影です。
フォトセッションとは、フォトグラファーとモデルの写真としてのセッション、つまりはお互いの表現をぶつけ合う撮影です。多くはスタジオやシティホテルでの撮影になりますね。

 
@お散歩撮影の場合
打ち合わせは基本的にメールやメッセージのやり取りで十分だと思います。モデルさんに歩きながら撮影をしていくこと、初回だからモデルさんを知る意味でのお散歩撮影であることを伝えましょう。
デート感覚だと思われたら良い写真は撮れませんよ!

A作品撮りの場合
原則として、顔合わせと打ち合わせは必要です。お互いを知りどのような作品を創るか、どこで撮影するか、メイクやコスチュームなどの細かいことも話し合いましょう。
ただし、お互い遠距離で会うことが困難な場合写真で情報交換をしましょう。
カメラマンはロケ地の写真を送ったり、イメージに近い他者の作品を参考として送ります。
モデルさんにも協力してもらい、メイクをした姿を自撮りしたものやコスチュームの写真を送ってもらい確認しましょう。

Bフォトセッションの場合
打ち合わせは特にいらないと思います。
フォトセッションの面白さは、その場で「どうくるか!」「これはどうだ!」とお互いに闘いながら共有していくことですので撮影はどう転がるかわかりません。
ただし、結果としてきちんとした作品に仕上げることは重要です。


初心者の方にはまず@のお散歩撮影をお勧めします。
そしてある程度自分のセンスや撮り方、自分らしさを見つけられた状態でAやBの撮影に進みましょう。
なので、基本的に事前打ち合わせは必要ないですね♪


COPPY RIGHT YUTTI ALLRIGHTS RESERVED
mail : yuttilove20@yahoo.co.jp