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理紗曰く、撮影序盤は半泣きだったそうです。 実際現場で私も彼女が苦しんでいることを感じていました。 カメラマンyuttiは皆さまが思っている人とは少し違って、撮影時に「いいねー」とモデルをのせることが多いのです。 多くのモデルが被写体経験が浅く、上っ面ではなく内面まで撮影したいと思った時にはモデルのスイッチを入れることが大切ですから。 ただ、撮影回数を重ねることや、モデルの資質によっては言葉は必要ないことがあります。プロはフォトセッションでモデルをのせることをしませんしね。 この撮影時、私は一切ののせる行為をやめようと思っていました。 最後に撮影したときにこのモデルにはもう言葉はいらないなと感じたからです。 ただやはり1年間が空くと、厳しい部分がありました。 上の写真は撮影会モデルからアートモデルへと脱皮しようとしている途中の状態です。さなぎくらいの状態でしょうか。 写真集の後半にはとても美しい蝶のように、優雅に舞ってくれますよ。 |