アシンメトリーの 美しさ
他のフォトグラファーが撮影したものを含め彼の写真を見ていると、左の横顔が多い。
左右対称が美しいという人も多いが、私個人としては人間はアシンメトリーだから魅力があると思っている。左から撮る顔と右から撮る顔が違うこと、それはモデルとして大きな武器になると思っている。このモデルは一見左右対称の顔のように見えるが左の顔と右の顔は大きく違う。そこもまた彼の魅力の一つである。
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<ピカサ(Picasa)で編集>
明るさとシャドウを微調整した後に、オートンをかけシャープを強く入れている。なぜオートンで柔らかく仕上げたものに強いシャープを入れているかというと、その作業によって肌の質感の美しさが際立つのだ。ぜひやって見て欲しいレタッチ法である。
ティントで色を落とし最後にトリミングをしている。トリミングは最初にする事が多いのだが、このショットはトリミングなしで使おうと思ったので最後になった。大きく撮って小さくトリミングする際、原画が良くないとこのような編集は難しいので、ぶれずに撮ることは本当に大切なことだと痛感する。 |
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